トピックス
具体的なビジネス提案も!
~ふるさと丹後ビジネスネットワーク全体交流会~

「第1部 丹後の企業等からの取組紹介」
首都圏などで活躍されている丹後にゆかりの経済人等の皆さんに、ふるさと丹後の様々な取り
組みを応援していただく「ふるさと丹後ビジネスネットワーク」(会長:後藤茂 ㈱ファミリーマ
ート会長)の全体交流会が、2月14日、東京都千代田区で開催され、丹後からは地元町長をは
じめベンチャー企業の若手経営者や地域振興グループの関係者など多数が参加されました。
第1部では、丹後で新規の特徴的な取り組みを進めている13の企業やグループなどがその概要
を発表し、ネットワーク会員の皆さんに、この厳しい景況の中でも丹後の企業はがんばっている
ことを披露いたしました。
「第2部 自由懇談」
これに対し、会員の皆さんからは「京都丹後地域活性化ファンド(仮称)」創設の提案など様々
なご意見をいただきました。今後これらの取り組みが大きく育ち、丹後の活性化につながること
が期待されます。
また、第2部では、伊根の寒ブリをはじめとする丹後の地場産品を試食・試飲しながら自由に
意見交換を行い、丹後の企業やグループ等の皆さんが会員の方々から直接ご助言をいただくなど、
大変有意義な交流会となりました。
ビジネス・スーパーバイザーが来丹
企業の創業や経営革新、技術開発戦略についての助言、あるいは専門家派遣のアドバイス等を
行うことを目的に、平成12年度から京都府中小企業振興公社に設置された「ビジネス・スーパ
ーバイザー」5名が来丹されました。
丹後地域の主要工場や当センターを見学後、業界の抱える課題や方向についてスーパーバイザ
ーと丹後機械工業協同組合役員との懇談がもたれました。
「丹後にこんなに裾野が広く設備が充実した機械の集積があることに驚いた。今までがPR不
足、積極的なPRが重要」、「物づくりで個々の特徴を出せるのはソフトとノウハウ。IT化の
推進が必要」、「加工しにくい物が多い。加工側が部品設計を行い、発注先に提言を行うことが
必要」など産地振興に向け、多くの意見交換が行われました。
ビジネス・スーパーバイザー (敬称略)
秦野 勲 オムロン㈱元代表取締役副社長
(技術・京都研究所等担当)
浜野 義光 京セラ㈱元専務取締役(総合研究所長)
喜利 元貞 ㈱島津製作所元取締役技術研究本部長
松井 勇 村田機械㈱元専務取締役
(技術担当・R&Dセンター所長)
松居 修 ㈱村田製作所元取締役総務部長
写真説明:丹後機械(協) 役員との懇談
古い商習慣の改善など7項目を採択
第5回きものサミット「21世紀きものサミットIN奄美」

2月24日、大島紬発祥の地、鹿児島県名瀬市で「21世紀きものサミットIN奄美」が、全国
和装産地や集散地の行政、商工会議所、業界団体などの関係者300人の出席のもと開催されま
した。
本会議では、和装需要の低迷で不振が続く呉服市場の再生に向け、具体的な対策について討
議され、本府からは麻生純商工部長が助言者として京都府が進める技術維持、雇用確保、和装
PRなどの施策を紹介いたしました。そして、業界が取り組むべき課題として、つぎの7項目か
らなる「サミット宣言」が採択されました。
1.つくり手のつとめ
(1) マーケット・インに徹し、生活者のニーズに適合したものづくりや問題解決に努める
(2) 適品・適量生産の推進
(3) 知的所有権を守り、モラル高揚に努める
2.売り手のつとめ
(1) 透明な価格と合理的な販売に努める
(2) 自動車・家電等同様なアフターケアのルールを確立し推奨する
3.「和装取引の改革」について
京都府和装産業振興財団が取りまとめた「商取引の改革に関する宣言」を本サミットの宣言に加え
るとともに、これに沿って生産から小売まで関係者が一丸となって改革に取り組む
4.和装関係者全体のつとめ
(1) 学校における和装・和装教育を支援し、実現に努める
(2) 川上・川中・川下が連携を保ちながら「生活の中のきもの」「文化としてのきもの」普及に努め
る
(3) 原産国表示をしない等消費者を惑わす国外生産和装品「取り扱わない」運動の推進
5.和風文化・きものが似合う町づくりを推奨すること
6.「全国和装産地女性会」の結成
7.「人」と「自然」にやさしく
本物志向の消費者をつかんで
~丹後染め織り座談会~
伝統織物とものづくりの魅力をテーマに、染織月刊誌『染織α 』(染織と生活社)を創刊し
現在は同社取締役主幹を務める富山弘基氏を講師に招き、2月23日、当センターで「丹後染め
織り座談会」を開催いたしました。
富山さんは伝統染織業界の近況と京都、九州、沖縄など各地で活躍している染織作家の技法や
創作スタイルを紹介しながら「成功している人は自分の個性を磨き上げた努力家ばかり」と強調
されました。
また、和装需要の増加が見込めない状況に「目先の売れ筋を見て対応するのではなく、一つ秀
でた点を深く掘り下げて、本物志向の消費者を掴むこと」そして「消費者を愉しませる見せ方の
研究が必要」などとアドバイスされました。